南桂子 生誕100年記念展@ミュゼ浜口陽三ヤマサコレクション

noto442011-02-05

南桂子 生誕100年記念展 きのう小鳥にきいたこと-谷川俊太郎、蜂飼耳、文月悠光 三詩人の詩とともに-
まるで一針一針糸で縫ったかのように繊細な絵。女の子や動物や家、構図もどことなくアンバランスでふんわりしているけれども、画面に張りつめた緊張感がある。だから谷川俊太郎のような言葉に力のある詩がすごく合うと思う。そして静かで素敵なギャラリーだった。

さいきん食べたもの

*ドゥブルベ・ボレロ…アイアシェッケ/*Li Pore…マンゴープリン、フルーツゼリー/*カカオシュトゥーベフランクフルタークランツ
アイアシェッケはサロンデュショコラで購入、濃厚チーズケーキ!今までで一番すきかも。ほか2点は仕事で行った伊勢丹のお得意様会の限定商品。Li Poreのフルーツゼリーはちょっと変わっていて、ボール状の薄い寒天の中にタピオカがつまっていて、口のなかでぱんとはじけるのが面白い。店頭でフランス人のシェフが、この「ぱん」とはじけるのを何回もやってくれたのがおかしくて。コンセプトが「プラナカン文化」、今タイムリーでこの文化のことを調べてたので、パッケージとかも参考になったしいろいろ興味深い。


さいきんのぐりさん

noto442011-02-02

わたしの髪の中に入るのが好きらしい。最初肩に乗っていて、髪の森が見えると「◎△☆※!×〜!!!」といつもとは明らかに違う声を発して中に駆け込んで行く。ひとしきりもぞもぞしたあと、ちーんとしずまりかえって落ち着いている。のぞくとふつうに怒るし。人間みたい。

『歩いても 歩いても』

noto442011-02-01

是枝裕和監督の作品を観た。最近観た中で一番好きな作品。心にひっかかる場面がたくさんあった。なんてことない二日間のとある家族の夏の物語。古いお風呂場のタイルがはがれているシーン。実際に私も、帰省したとき目の当たりにする実家の小さな老朽化なんかを見ると、急に現実に引き戻された感覚になってすごく悲しくなるときがある。東京の生活も現実だけど、遠く離れている家族はなぜだかコチラとは違う現実感がある。目を背けているつもりは無いけれど、なんでだろう。

サレ・ポワブレ・ウノ@代々木上原

noto442011-01-31

すごく素敵なお店に行ってきた。ほくほくスープにぴりりと胡椒がきいたカボチャのスープ、温かいバケット。キッシュは茶碗蒸しみたいにふんわりぷるぷる、野菜も大盛りで嬉しい!ホタテのソテーの下にはなんと小豆のピュレ、栗みたいな味がしたよ。デザートはレモンのヨーグルトゼリーでさっぱり。夫婦二人の小さなお店、シェフも帰りに外までお見送りしてくれて、とてもアットホームなお店 *v* 絶対にまた行こう。

イタリアンの宴

自宅飲み『イタリアンの宴』つくったもの・・・バーニャカウダ/鯵と菜の花のオレキエッティ/五穀生地のピザ2種(なすと豆/しそとじゃこ)/ズッパ・イングレーゼ
私の担当はデザートの『ズッパ・イングレーゼ』、スポンジ生地にカスタード+生クリームとキルシュを重ねてメレンゲをのせて焼くというケーキ。お酒がきいててなかなか好評!生地から作ったオレキエッティ、バーニャカウダ好きが作る美味しいソースで野菜がすすむすすむ。みんなでわいわい、賑やかな宴、たのしかった!


Brooklyn Parlor @新宿

noto442011-01-29

前から行きたかったBlueNoteが経営するカフェ「Brooklyn Parlor」。店内にある本のセレクトは幅允孝さん(前に情熱大陸で見たっけ)。幅さんが手掛けた「BOOK246」も「SHIBUYA PUBLISHING&BOOK SELLERS」も私の大好きな本屋さん。整然と並んではいなく、大きさも出版社も年代もバラバラ、大きな図鑑の隣に文庫本があったり。でも不思議な流れがある、お目当ての本を「探す」というより本と偶然「出会う」という感じ、それは古本屋さんともまた違う、適度に「作られている」感じが心地いい。例えば全く興味のない本でも美しい写真集の横に置かれていたら読んでみたくなるかも、私はそういうコーナーで「比較の世界-ウイルスから地球まで-」を買ったことがある。とても好きな本。横にはイームズの「Powers of Ten」があった。なんでそのときイームズの方を買わなかったのか分からないけど、幅さんの形作る空間がその本に手を取らせてくれた。私自身まだ気付いていないのに「これ?」と差し出されたような気持ちになった、で、「そうそうこれこれ」って→幅マジック。ちなみにランチもおいしかった。鶏のフリカッセ?+フライドエッグとコーンライス添え+サラダ+コーヒー◎だらだらしたよー。